毎年、1月の上旬から中旬にかけての約1週間、修験宗本山派の総本山、聖護院門跡の行者さんが寒中托鉢修行をされています。
今年は今日(12日)だったのですが、あいにく小雨が降っていてレインコートを着てはる行者さんもおられました。
ご覧の通り皆さん、山伏の格好をされていますがこれは聖護院門跡が山伏の寺院だからだそうです。
この寒行、いつも6?8人程のチームを組まれて信者さんのお宅、お店、そして家内安全息災吉祥の御祈願を希望される先(うちの店はこれやと思います)を回っておられるようです。
御祈願いただいている間は小さなびーんず亭が行者さんで埋まり、お経とホラ貝の音が響き、店の中で対面にいるスタッフは頭をたれてじっとしています。
この数分の間は何か別世界にいる感覚になり、とても清らかな、不思議な感じになるんです!
そして御祈願が終わって行者さんが去られた後、今年も無事にこの日を迎えられたとホッとするんです。
この時期、行者さんは京都市内を托鉢修行されていますので、遊びに来られた方も出会えるかもしれませんね。
というか、ホラ貝の音が聞こえたら間違いなく近所にいはります。
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